岡田克也代表は9日、京都市伏見区内の会場で開かれた時局講演会で、「民進党は国民とともに進む党。政治家が、国民をしっかり信頼しなければならない。自分のことだけではなく、地域や国全体のことを考えている人がいかに多いか。そういうすばらしい国民がある限り、この国は大丈夫だと確信している」と述べた。
そして「国民の声にしっかり耳を傾け、率直に語り、ともに進む。それが民進党だ」と強調する一方、改憲議席を目指す安倍総理のやりたいことは憲法9条の改正だと指摘し、「ここで道を誤ると、もう取り返しがつかない」と危機感を示した。
衆院京都3区(京都市伏見区、向日市、長岡京市、乙訓郡)で今月24日行われる補欠選挙については、「投票率を上げよう」と呼びかけた。
民進党の公認で12日告示の衆院京都3区補選に立候補予定の党京都府連代表、泉健太衆院議員は、「この地域の代表を選ぶ選挙だ。政治への信頼を取り戻し、生活、平和をつくる闘いだ。有権者としての意思表示を、皆さんと一緒に私もしたい」と訴えた。