参院選に富山県選挙区から立候補している道用えつ子候補は4日、南砺市などを中心に精力的に街頭演説活動を行い、子どもたちの未来のために、安倍政権の暴走を止めようと訴えた。
道用候補は演説の中で、「アベノミクスで私たちの暮らしは良くなったのか」と問いかけた上で、「アベノミクスは、一部の大金持ちや大企業ばかりが大もうけをして、結局のところ貧困や格差が拡大するばかりだったのではないか。非正規で働く人たちがどんどん増えている。私もこの間までは非正規雇用だった。給料はどんどん減らされた。『非正規雇用は自己責任ではないのか』とも言われた。私は子育てをするために、頑張って資格を取って再就職をしたかったが、年齢の壁などがあり正社員にはなれなかった。この、『正規になりたかった』『給料を上げて欲しかった』『正規になるチャンスが欲しかった』というのは、非正規状態にある人たちの心の叫びだ」と述べ、安倍政権による格差を広げる政策を批判した。
憲法と平和の問題では、「昨年9月の安保関連法案の強行採決は、安倍政権の暴走を象徴する許しがたいものだ。このまま暴走を許していては、私たちの暮らしも、子どもたちの未来もめちゃくちゃに壊されてしまう。皆さんもご承知の通り、この安保法制は、他の国の戦争に出て行って、日本が攻められてもいないのにこちらから攻撃できるという法律だ。こんな法律は必要ない。戦争にはいい戦争なんかない。さらに安倍政権は、70年守ってきた平和憲法を変えて、この国を戦争ができる国にしようとしている」と述べ、この選挙で安倍政権の暴走をストップさせようと訴えた。