民進党は27日午後、蓮舫代表新体制のもとでの「次の内閣」第1回会議を国会内で開いた。「次の内閣」と政務調査会の役員構成を決定し、2016年度第2次補正予算、同関連法案への対応、内閣提出法案の分類について協議した。

 蓮舫代表は冒頭のあいさつで、「今日は衆院で野田幹事長、大串政務調査会長が熱い熱い訴えを行った。『われわれには提案がある。対案がある。知恵がある』。まさにその言葉にふさわしいお二人の代表質問だった。代表選挙を通じて3人の候補者があらためて話し合い、ほとんど合意した(1)教育の無償化(2)雇用の安定化(3)社会保障の充実(4)人への投資――われわれの(政策の)骨はここにある。皆さまにはそれぞれの適材適所のポジションに就いていただいた。ぜひ皆さま方の立場で『人への投資に何ができるのか』を提案していただき、良い政策をしっかりと作り上げていきたい」と出席者に呼びかけた。

 大串博志政調会長は「この機における蓮舫『次の内閣』の任務は2つある。1つは皆さんの力を借りて提案型、対案型の深化・アップグレードした民進党政策を各部門で作り上げ高めていくこと。もう1つは日々の法案対応に当たって、各部門が熟議を重ね結論を出し、国会で一致した組織的行動につなげる。そういう組織型の政調を目指していく。この2点に向けて皆さんとともに私もしっかり頑張っていくので協力いただきたい」などとあいさつした。

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