民進党は24日、今年予定される東京都議選に向けて第1回目となる東京都議会議員選挙対策本部の会合を開いた。
会合の冒頭で蓮舫代表は、学校法人森友学園の件に触れて、「1強と言われるれる時代が長く続くとそこには政権のおごりや歪み、さまざまな問題が起こる。もとは国民の財産の問題であることに鈍感な政治が行われている。ここはしっかり戦っていかなければいけない」と長く政権が続いていることによるおごりや歪みが出てきていることを指摘。東京都議会の現状とも比較して、「築地の問題、豊洲の問題、やはりここも自民党や公明党の問題、あるいは元知事の問題。そこにおごりや歪みがあったのではないか」と指摘した。そのうえで、「やはりここは改革を求めて私たち民進党が戦っていかなければいけない」と7月の東京都議会議員選挙に向けての意気込みを述べた。
会合終了後に記者団からの取材に応じた馬淵澄夫選挙対策委員長は、第1回会合の内容について、「本部の設置の確認をし、今後の当面の取り組みについて確認した」と説明した。具体的には「衆参国会議員ならびに秘書会、46の道府県連への支援要請」と述べ、「名簿を集めたり、党員またさまざまな業界団体、関係する友誼団体への働きかけを行う」と都議選に向けての取り組みを紹介した。