民進党の蓮舫代表は28日、7月に実施される東京都議選の党公認候補予定者である西村正美(にしむら・まさみ)元参院議員、吉田晴美(よしだ・はるみ)東京都8区総支部長らとともに東京・杉並区内にある阿佐ヶ谷駅前で街頭演説を行った。
蓮舫代表は「オリンピック5年後の2025年の東京では、4人に1人が65歳以上になり、ご高齢者の1人暮らしが最も多い世帯となる」との推計を紹介し、「その時の都政をどうするのかを見据えながら選択することが大事だと指摘。そのためにも「皆さんの健康を守りたいと、プロの歯科医師として仕事をしてきた西村さんの思いを受け止めていただきたい」と医療専門家の西村さんへの支援を呼びかけた。
西村正美候補予定者は、「思いは1つ。超高齢少子、人口減少社会の中で人間が人として最後を迎えるうえで、健康であることが何よりも重要だ。私の専門分野である歯科、歯と口の健康は生活を支える医療だ。今のように亡くなるまでの10年間は自立した生活が送れないような平均寿命と健康寿命の差を縮めるために、医療の専門家として健康制度、健康予防制度をしっかりと作りたい」との展望を示した。