民進党は31日午後、全国男女共同参画担当者会議を党本部で開催。都道府県連の担当者、女性議員ネットワーク会議ブロック世話人、次期衆院選公認内定女性候補者らが一堂に会した。

 冒頭あいさつした蓮舫代表は、まず4月16日に石川県かほく市で行われた市議会議員選挙で塚本佐和子氏が党公認で当選したことを報告。石川県は、党の女性議員がゼロであり、かほく市は全国791市の中で旧3町時代を含め女性議員が居たことがなかったと紹介し、「女性市民の声はもちろん、石川県の多くの女性の声をしっかり拾い、活動を頑張っていただきたい」とエールを送った。

 また政治分野における男女共同参画推進法案について、「今国会で法律が通る見通しだったが、さまざまなオトモダチ疑惑が明らかになり、なかなか前に進まない」との懸念を示した。

 そして、昨年の参議選で党の女性議員が増え、大きく空気が変わると実感したと述べ、「自治体で女性候補を増やす。その人たちを議員にする。その方たちと一緒に働く国会議員・女性を増やしていく、そしてみんなの思いを一つにして社会を変えていく。民進党の揺るがない根幹だ。まずは女性を増やすということを目途に頑張っていきたい」と述べた。