蓮舫代表は28日夜、定数6の議席をめぐり大激戦を繰り広げている、足立区の銀川ゆい子候補の綾瀬駅での街頭活動に参加。今月5度目となる蓮舫代表の応援に駅周辺は熱気に包まれた。
蓮舫代表と銀川候補は駅構内にあふれる通勤・通学帰りの人々らにビラと名刺をそれぞれ手渡し、新しい政治を志す銀川候補のフレッシュさ、熱い思いをアピール。激励を寄せてくださる皆さんの期待に応えるべく、がっちりと握手を交わした。
高齢者福祉を専門とし、高齢者施設や障害者施設、ホームレスの方々への炊き出し支援などさまざまなボランティア活動を行ってきた銀川候補。初めてボランティアを行った小学校4年生のとき、「後日そこで出会った高齢者から心のこもった手紙をもらい、自分にも人に喜んでもらえることができるんだとうれしく思ったのが活動の原点だ」と語った。
足立区内での1年半の活動で1万人以上の人々から話を聞くなかで、足立区の防災体制が不安だという声が多かったとも紹介。足立区内には老朽化した木造住宅が密集し、道路や公園などの公共施設が十分にない防災上危険な密集市街地が多いとして、「皆さんの命を守るために防災対策を整えていく」と主張。「子どもの教育支援や、福祉の充実。皆さんの暮らしの向上のために政治を前に進めていく」と力を込めた。
蓮舫代表は、「10兆円の東京都の予算の再分配のあり方を決めるのが都議会だ」と述べ、これからの人口減少社会では社会保障の充実が重要だと指摘。「育っていく子どもたちをしっかり守りたい。人生の先輩方の安心・安全を守りたい」と説き、大学では社会福祉学を専攻、社会福祉士の資格を取得し、高齢者福祉を専門としている銀川候補に今度は都議会で仕事をさせてほしいと訴えた。
街頭活動には、東京都第13区北條智彦総支部長はじめ地元自治体議員らが参加、銀川候補の支援の輪を広げてほしいと聴衆に呼びかけた。