民進党の蓮舫代表は30日夜、東京都議選の大田区選挙区から立候補している沢田大作公認候補の応援のために蒲田駅前で街頭演説し「1強におもねることなく、しっかりと皆さまの声を代弁し都政に向き合うことのできる沢田大作さんを都議会に送ってほしい」と駅前を埋めた聴衆に呼びかけた。
都議会に挑む決意について沢田大作候補は、「良い改革は進める。しかし間違っていること、皆さんにマイナスになると思うことには、絶対に命をかけて止めていかなければならない。大田区の皆さまの声をしっかり都議会に上げ、それを形にしていくためには小池さんの言いなりではダメだ。是々非々の立場でしっかり発言していく。そのためには民進党でなければいけない。それが私が理想とする都議会だ」と力強く語った。
蓮舫代表は、日本政府中枢と自民党議員の周辺で次々に起こる疑惑や情報隠ぺい、自衛隊の政治利用、秘書への暴行などのスキャンダルを痛烈に批判し、「自民党の政治家に志はあるのか」と、深刻な政治の劣化に警鐘を鳴らした。このような安倍総理や稲田防衛相に象徴される悪政に対して「自民党による権力の私物化を許してはいけない。こういう人に日本の安全を任せてはダメだ」と政治の大転換を訴えた。都議選太田区選挙区では「痛みが分かって政策が分かって組織がいて仲間がいる私たちの沢田大作さんに大きな支援をいただきたい」と声を限りに支持を訴えた。
街頭活動には、松原仁衆院議員、東京都第4区井戸正枝総支部長はじめ地元自治体議員らが参加、沢田候補の支援の輪を広げてほしいと聴衆に呼びかけた。