希望の党の小池百合子代表は15日、同党公認候補の応援のため東京都内各所で街頭演説を行った。

 小池代表は、町田市での街頭演説で「日本経済の6割は個人消費。まだ好景気の実感がない中で消費税率が上がることによって、またみなさんの財布のひもが固くなって、個人消費が冷え込んでしまう」とし、高齢化、待機児童対策という喫緊の課題を抱える中で、個人消費の冷え込みを招くことが想定される消費増税は、現時点で避けるべきであるとの認識を示した。

 また森友・加計学園問題に触れ、「何がどこでどうなったのか未だに分からず、政治不信が続いている。情報公開をすればいい。行政の長として、あのモリカケ問題も総理大臣自ら情報公開を徹底すると言ってアクションを起こせばいいだけの話だ」と指摘。集まった多くの聴衆に対し、「白地小切手を安倍1強政治に与えないでほしい」と呼びかけた。