民進党の小川敏夫参議院議員会長は9日、国会内で定例の記者会見を開いた。小川会長は、小川勝也参院議員の参院幹事長辞職について、7日の役員会で決定したことを発表した。離党届の扱いについては、「これは本部マター(担当案件)。理由となったご子息の刑事事件の処分が出ていないことを踏まえて、明らかになってから対応したい」と説明し、幹事長人事は近いうちに議員総会で決定することを明かした。
8日に民進党の新執行部が発足したことの受け止めについては、「参院民進党にも人材があると前向きにとらえていただければ。良いチームワークで党を運営していけるのでは」などと語った。
衆院の野党第1党が立憲民主党、参院の野党第1党が民進党であることを踏まえた今国会での両党の衆参の連携を問われると、「連携していかなければいけないのが基本の考え。具体的にどうするかは、こちらは民進党として衆院から国対委員長を出しているので、情報交換、連携をしていきたい」と連携する意向を示した。