民進党静岡県第3区総支部は26日、小山展弘総支部長を中心に、森友学園疑惑の徹底解明と真の働き方改革を求める街頭活動をJR磐田駅南口で行った。
小山総支部長は、森友文書の改ざんについて、「民間企業でも行政検査や社内検査で決裁後の文書を改ざんすることはあり得ない。財務省に文書改ざんのメリットはなく、この事件の背景には安倍夫妻がいると誰もが考えているだろう」と指摘。働き方改革については、「残業代ゼロというべき高度プロフェッショナル制度には断固反対」「8本の法律を束ねて一括審議する働き方改革関連法案は、農業改革や安保法制と同様、乱暴な審議だ」と政府の姿勢を批判したうえで、「お友達優遇政治をただし、国会に緊張感を取り戻すためにも立憲から希望の党の大部分までの野党が一つになろう」と訴えた。小山総支部長は「通勤途中の皆さまからも多数お声をかけていただき、これらの問題に対する関心の高さを感じた」と話している。
2017年衆院選では、前職で民進党籍を有する小山総支部長に対して希望の党が刺客を立てたため、静岡3区総支部は全力で希望の党と戦い、同党候補にダブルスコアの大差をつけたが、野党票が割れたため当選には一歩届かなかった。小山総支部長は捲土重来を期して党第3区総支部としての政治・政策活動を日々活発に行っている。