岡田克也代表は、13日の定例記者会見で(1)補正予算(2)東京五輪にかかわる疑惑――について考えを述べた。

 補正予算については、「熊本地震への対応のため、異例ではあるが短い時間の国会審議に応じる。予備費(7000億円)を計上するというやり方は基本的には望ましいものではないが、異例の措置として認めたものであって先例とすべきではない」と述べ、さらに「事前にこういうことにお金を使うということを、きちんと国民に説明する責任が政府にある」と指摘した。

 フランスの検察当局が東京五輪招致に関する贈収賄疑惑を捜査していることが明らかになった問題に関しては「日本の名誉にかかわる問題だ。政府は、頬かむりは許されない。民進党も特命チームで調査している」と述べた。