枝野幹事長は14日、党青年局が10代限定イベントとして横浜市内で開いた「民進党ハイスクール 4時限目・横浜」に出席し、10~20代に人気のモデル、田中芽衣さん、紗蘭さん、大塚愛里さん、ほりえりくさん、mimmamさんとともに、パネルディスカッションを行った。司会は松岡修造氏のものまねで人気のお笑い芸人、こにわさんがつとめた。
こにわさんが米大統領選挙の盛り上がりぶりをきっかけに、日本の政治や選挙に対するイメージをパネリストに聞くと、「メディアでは政治家が居眠りをするシーンなど、ネガティブな取り上げ方が多く、いい印象を持てない」「テレビで政治家の発言を聞いても、言葉が子どもっぽくて『大人なのに・・・』と嫌な気持ちになる」など、辛辣な意見も。そこで、「どうしたら若い人たちに関心を持ってもらい、投票率を上げられるのか?」と聞くと、若い世代との極的なコミニュケーションを図るという観点から、「プリクラの機械に投票機能を持たせる」「(候補者が)1人ひとりとプリクラを撮る」など、新鮮で鋭い感性を生かした新鮮な提案が出された。
また、「もし総理大臣になったら何をしたい?」という質問には、「子どもを重視した政策」や「医療や年金など、老後の不安をなくす政策」など、民進党との政策と共通する提案や、「(自分自身の所得がない)18歳未満には消費税をかけない」といった、なるほどと思わせる提案もあり(各パネリストの提案は下の写真を参考)、予定時間を超えて盛り上がった。民進党ハイスクール校長の初鹿明博党青年局長があいさつに立ち、「今日はいろんな意見を聞けて参考になった。プリクラの提案など、枝野幹事長と相談して取り組みたい」などと述べ、締めくくった。