馬淵澄夫選挙対策委員長は6日、交運労協(全日本交通運輸産業労働組合協議会)が東京都内で開いた第32回定期総会に来賓として出席し、あいさつした。
馬淵選対委員長は、「2020年には東京オリンピックが開かれる。物流、交通、インフラ、観光行政等、交運労協の皆さまが支えている産業の充実には労働環境の改善が第一」と前置きし、安倍政権について、「昨年労働政策の改悪を進めておきながら、今回は「働き方改革」を掲げ、さも労働行政に向けて親和性を持つ政権であるかのような姿を見せている。これはすべて来年早々に想定される解散総選挙に向けた見せかけの政策の提示だ」と指摘した。
また総選挙に向けて「野党連携は働く者の立場に立つ政党として、皆さまに納得していただける連携の形を検証しながら今夏の参院選挙と同様、一定程度の見直しをしながら、進めていきたい」と述べた。