民進党は15日、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案」を議題として内閣部門会議を開催した。相原久美子ネクスト内閣府特命大臣は冒頭、同法案については民進党など野党4党案と自公維案の2案が衆院に提出されているが、超党派議連(政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟)の方針も決まったことから、あらためて内容を検討の上、党としての意見をまとめたいと呼びかけた。
議連会長の中川正春衆院議員より、この間の経緯と法案の内容について説明があり、出席議員からは「なんとしても今国会中に成立させたい」との強い決意が表明される一方、いくつかの文言について「もう少し工夫できないか」といった意見も出された。これらを受けて相原ネクスト大臣は「今国会での成立を目指す合意はできた。何らかの工夫が可能か、少し時間をかけて追求したい」と議論を集約した。