大塚耕平代表は1月31日、外航船や遠洋漁船で働く船乗りおよび海事関連産業に従事する組合員で構成される「全日本海員組合」とその家族で構成される「全国海友婦人会」の皆さんを党本部に迎え、海運・船員の政策諸課題に関する要請書を受け取り、意見交換を行った。

 全日本海員組合の森田保己組合長からは喫緊の課題として「少子高齢化による船員不足。とりわけ必ず日本人が乗船しなければならない内航船は、今や船員の約半数は50歳以上、船員不足が深刻」などの問題提起があった。

 大塚代表は「船員の処遇改善が若い人が参入する一番の解決策。政府与党や関係当局にもそのことを求めて行きたい」とあいさつした。

 要請には柳田稔・小川勝也・牧山ひろえ・森本真治・古賀之士の各参議院議員も出席した。

PDF「海運・船員の政策諸課題に関する申し入れ書」海運・船員の政策諸課題に関する申し入れ書