民進・希望の両党は6日、福井県等で起きた豪雪災害による被害への対策で、(1)激甚災害対策の早期指定(2)除排雪経費等に対する財政支援(3)雪に強い交通網の整備――等を菅官房長官に申し入れた。民進党からは増子輝彦幹事長、小林正夫、浜口誠両参院議員、希望の党からは古川元久幹事長、小宮山泰子衆院議員が出席した。

 終了後記者団の取材に応じた増子輝彦幹事長は、「申し入れでは、農産物等に対するさまざまな被害、ビニールハウス被害は福井県だけではなくて全国的に厳しい現状にある。1500台もの車が立ち往生したということで、交通網の整備もしっかりしてほしい。それと中小企業対策。また除雪・排雪対策の費用がもう底をついているので、一日も早い激甚災害指定をしてほしいと要請した」と述べた。

 菅官房長官からは、「まったくその通りで政府としても現地視察もしているので、速やかに対応できるようにしていきたい。民進、希望両党にもしっかり今後のことについてもいろいろとお願いしながら協力していただきたい」との回答があったと報告した。

PDF「2月からの豪雪被害に関する申し入れ書」2月からの豪雪被害に関する申し入れ書