民進党は29日、「財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律を廃止する等の法律案」を参院に提出した。

 本法律案は、2016年度から20年度までの特例公債発行を認める「財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律」(特例公債法)を廃止し、18年度のみ経過措置により対応するというもの。

 安倍政権は財政健全化に後ろ向きであり、そうした中、特例公債を5年間も国会の直接的な関与もなく発行できるようにすることは問題であるとの観点から本法案を提出した。

PDF「特例公債廃止等法案要綱」特例公債廃止等法案要綱

PDF「特例公債廃止等法案」特例公債廃止等法案