細野豪志代表代行記者会見

2016年10月21日(金)14時01分~14時29分
編集・発行/民進党役員室(項目ごとに編集しました)

★会見の模様を以下のURLで配信しています。
https://www.youtube.com/watch?v=UIyjfNNzQW4


■冒頭発言 ■質疑

■冒頭発言

○東京電力福島第一原子力発電所を視察

【代表代行】
 冒頭、私からは2点申し上げます。
 まず第1点。昨日、東京電力福島第一原発に行ってまいりました。簡単に感じたことを申し上げたいと思います。
 5年半が経過したわけですが、当初、私、直接担当しておりましたので、頻繁に現地に入って、(対応に当たった)皆さんと一緒に何とかあの事態を乗り越えようと努力をしてきた。その私から見れば、「よくここまで来たな」という思いが率直にあります。
 まず、全く環境が変わっていました。私が2011年5月に行った時には、みんなが免震重要棟で雑魚寝をしていましたし、衛生環境も極めて悪かった。相当の人数が免震重要棟の中にいました。食べるものといえばレトルトしかありませんでしたので、温かいものは一切食べられなかった。そういう過酷な状況の中で作業をやっていたわけです。
 ようやく少しずつ、春から夏にかけて環境がよくなりましたが、それでも2011年12月に冷温停止状態の宣言をした時、私も現場に行きましたが、まだまだ環境という意味では厳しかったという記憶がございます。
 それから5年が経過して、サイトの中に食堂があり、温かい食べ物を食べられる。さらにはコンビニも入って、環境は随分変わったなという印象です。
 当然ですが、そういった形で働く環境がよくなるということは、それだけ作業が進捗しているということでもあるわけです。4号機のプールからの燃料の取り出しというのが非常に大きな一歩でしたが、その他のところでもさまざまな現場の作業環境がよくなっている、機器の搬入が進んでいるということも含めて、大きく前に進んでいるという印象です。
 もちろん汚染水の問題も含めてまだまだ問題はありますが、ここまで来たのは現場の努力のたまものでして、本当に我が国だからここまで来たということについて、当事者であった者の一人として胸を張って言えると思います。あとは、これから30年、40年かけて廃炉をしていかなければなりませんので、そこをどう乗り越えるかにかかっていると思います。
 かなり人が入れかわりましたので、私の知っている顔というのは少なくなったのですが、何人か非常に親しい、一緒に仕事をした人間がいましたので、一つだけお願いをしました。「事故の教訓をしっかりと引き継いでもらいたい」ということです。
 5年たちますと、当時の現場の幹部だった人はほとんど引退していなくなる。わずか5年ということで言っても、記憶というのは風化します。特にこういう危機的な状況がなぜ生じたのか、当然反省していかなければなりませんし、どうそれを改善していくのか、廃炉にしていくのかということについても、継承していかなければならないところがたくさんあると思います。そこについては十分な態勢ができているかというと、正直言ってちょっと心配だと私は思いましたので、責任者の方にそのことは伝えてきました。
 現場の皆さんは本当によく頑張っていらっしゃるので、そこは東京電力の責任ということが非常に重いと思います。

○TPP承認案・年金制度改革法案の審議について

【代表代行】
 もう1点、国会のほうですが、TPP特別委員会につきましては、一応の正常化という状況になったと承知しております。農水大臣の、強行採決を促すかのような発言について、やはり政府・与党の側には猛省していただかなければなりませんし、公聴会を先に延ばすのは当然の措置だと思います。
 我々も審議にはしっかり出てやっていきたいと思っていますので、来週から審議が行われるということですので、再度しっかりとした態勢をつくっていく必要があると思います。
 一方で厚生労働(委員会)のほうの年金の法案ですが、(受給に必要な)保険料納付期間の短縮の部分と、一方で「年金カット」の部分について、分けることになったと聞いています。
 いずれも極めて理不尽な話でしたので、そこを改めるという意味では、最低限の議会におけるマナーを政府の側がようやく理解したということだと思います。
 ただ、これまでのさまざまなやりとりを見ていますと、やはり数に物を言わせた非常に強引な運営が目立ちますので、そこは必要なところについてはしっかりと我々としてはブレーキをかけていく。そして我々の提案をしていくという、この路線は守っていかなければならないと思います。


■質疑

○原発・エネルギー政策について

【朝日新聞・松井記者】
 福島第一原発に行った話をされたが、それを踏まえた上で、民進党としてあらためて「2030年代原発ゼロ」に向けた具体的な工程表を示すと、安住淳代表代行が先日の記者会見でおっしゃり、蓮舫代表もおっしゃっていたが、今現在どういうスケジュール感で、具体的にどういった形で実現していくことをお考えか、伺いたい。

【代表代行】
 2030年代に原発ゼロを目指すということについては、何度かバージョンアップをしてきまして、いわゆるトリプル3というか、考え方も既に提示しています。2030年代に原発(稼働)ゼロを目指す、その際は再生可能エネルギーについては発電量の30%を目指す、そして温室効果ガスについては30%削減をする。工程表という意味では、順番にしっかりと積み上げてきているというのが私の認識です。
 それをさらに具体化したほうが、国民の皆さんからすると、今、安倍政権のもとでほぼ原発政策・エネルギー政策がもとに戻ってしまったかのような状況になっていますから、そことの違いという意味ではより明確になるかなと思います。
 (党内に)エネルギー環境調査会ができ、玄葉光一郎さんが会長を務めるということです。大変実績のある方が会長をやられますので、玄葉会長と相談をしながら、党としてどのように運んでいくかは考えなければいかんなと思っています。

【朝日新聞・松井記者】
 一方で、党内には「脱原発」にアレルギー感のある議員も一部いて、党内でいろいろな意見がある状況だが、それをどうやって集約して具体的な工程表づくりに向けてまとめていくのか伺いたい。

【代表代行】
 これまで議論を随分積み重ねてきていますので、「2030年代に原発稼働ゼロが可能となるよう、あらゆる政策資源を投入する」、さらにはそれを深化させて「30・30・30」という、この考え方は党内で積み重ねてきています。ですから、その考え方に基づいてさらに具体化するという意味では、それは全員が議論に参加することによって十分一致点を見出せると私は思っています。

【朝日新聞・松井記者】
 昨日、野田佳彦幹事長が新潟に行かれて、連合新潟と話をしてきた。それを踏まえて、原発政策については特に連合との関係が鍵になってくると思うが、今度どのようにそのあたりを進めていかれるのかお聞きしたい。

【代表代行】
 応援してくださる皆さんとは、政策協議というのはしっかりと連携していくという意味で進めていく必要があると思います。
 新潟の件で連合とどうかということに関しては、あまり、いろいろな人がいろいろなことを言わないほうがいいと思います。幹事長が新潟まで行っておられるわけですから、まずはしっかりと対応していただくということだと思います。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 連合と民進党は大人の関係だと民進党の先生方はおっしゃるが、昨日の神津さんの会見を聞く限りは、これはポーズでなくて本気で怒っているなと感じた。民進党執行部はどれぐらい、連合が怒っていると、そのことは皆さんに共有認識があるのかどうか。やはりポーズで怒っていると思っているのか、その辺を伺いたい。

【代表代行】
 私のところも直接・間接的にいろいろな方から連絡があります。ですから、私も思うところはあります。連合の皆さんの思いも理解できるし、蓮舫代表の代表としての判断もあったわけですから、いろいろ思うところはありますが、あまりいろいろな人がいろいろなことをこういうタイミングで言わないほうがいいと思います。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 経産省は二つの委員会をつくって、どういう形で支援するのかというのが始まり、額賀委員会も始まるが、これが出てきてそれに対案ということになるのか。この問題は野党第一党として、全体のことは政府・与党しかできないが、1Fの問題についての何がしかの提案・法案、それは代表代行としては細野さんしかやり得る人はいないと私は思っている。あの当時、いろいろな枠組みをつくったのは細野さんだから。「対案路線」と「1F問題」ということで、どういうお考えがあるのか、方法を含めて伺いたい。

【代表代行】
 このエネルギー政策・原発政策については、少し整理して申し上げると、3点ぐらい考えなければいかんことがあると思うのです。
 まず1点は、原発依存をどう考えるか。先ほど2030年代という話をしましたが、エネルギー政策全体のロードマップをどう考えていくのかというのは、さらなる深掘りをしていかなければならないと思いますし、それは我々としてもやることになると思います。
 残りの二つがさらに難しい問題で、一つは、1Fの廃炉を今の体制で本当にやり得るのかということについて、我々として検討もしていかなければならないと思います。
 私の持論は、国策民営という形でやってきた中であれだけ大きな事故を起こした、事故の収束も含めて民間の東京電力に全て任せるというのはもう不可能だ、国家的な関与が必要だ、というのが私の当初からの考えだったのです。ですから東京電力に乗り込んで直接やりましたし、国として全面的にバックアップできる体制もつくるべく準備をしてきて、全てはなし得ませんでしたが、その後、廃炉機構(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)なども含めて、政府の側も法案の整備をしてきたのは、ちょっと大げさな、手前みそな言い方になるかもしれませんが、私なりに引いた方向性の中で、その路線に乗って出てきた法案だったと思います。
 ここでそろそろまた問われるのは、人材の育成も含めて、国家としての関与はまだやや中途半端なわけです。やっているのは東電であり、それをサポートする体制として幾つか機構ができたりしているということで、やや中途半端なので、このまま行くのか、さらに関与を強めるのか、ここが一つの分かれ目です。ですから、柏崎刈羽の原発がどうなるかも含めて、新潟の県知事選挙の結果は一つの大きなターニングポイントでもありますので、少し自分なりに考えを整理してみたいなとも思っています。
 ただ、それは個人的な思いであって、党としてどうこの1Fの問題に対応するのかは、党内でもいろいろな人に相談をした上で、判断をする必要があるかなと思っています。
 今の話というのは、国民の皆さん全員が関心があるというよりは、事情から言ってもやや込み入った部分になりますので、政治的なテーマになりにくい面があるかもしれません。ただ、一方で、福島の皆さんのことを考えると極めて重要でして、きちっと最後まで廃炉をやり得る体制がどういうものなのかということです。私は福島(東京電力福島第1原子力発電所対策・福島復興推進本部)の本部長もやっていますので、どうしたものか、相当これは熟慮しなければならないところかなと思います。
 もう一つの問題は、再稼働をどう見るか。昨日蓮舫代表もご発言されていますが、ここはさらに国民的な関心事かもしれません。これまで我々としての考え方を提示していますが、その中でどのような、さらなる判断があるのかどうか。
 この三つをそれぞれ整理して言わないと、むちゃくちゃにして全部やると政策的に混乱しますので、そういう整理をしながらこれから政策をつくっていきたいと思っています。

○TPP承認案の審議について

【共同通信・田窪記者】
 TPPで国会が不正常になっていることに関して、今日、自民党と日本維新の間で幹事長・国対委員長会談が持たれた。13日にも自民党と日本維新の間で同じような会談が持たれている。こうした維新の動き、あるいは政府・与党が日本維新にすり寄っているのではないかと受け取れるかと思うが、こうした維新の動きについてはどうご覧になっているか。

【代表代行】
 自民党の側としては、TPPに関しては大失態ですよね。審議が始まる前に理事が強行採決をやるということを宣言し、みずから辞任した。これは当然だと思います。それを知っているわけですから、大臣があんな発言をすることは信じがたいことです。これまで私もあまり記憶にない、それぐらい大失態だと思います。
 自民党の側としては、その失態を取り戻すのに必死だということだと思います。少しでも野党を切り崩したいというか、取っかかりをつくりたいということなのでしょう。
 あとは、維新の皆さんがどうお考えになるかでしょう。この発言については、さすがによしとはしていないと思いますから。

○憲法をめぐる議論について

【読売新聞・上村記者】
 憲法について伺いたい。代表代行は憲法審査会の委員でもあるが、先日自民党が、改憲草案をそのまま国会に提出することはない、ということを決めたようだ。これへの評価と、審査会への議論の影響をお聞きしたい。

【代表代行】
 まあ半歩前進といったところですか。撤回はしないわけですね。ただ、それを審査会には提出しないということですね。
 ですから、本音の部分で言うと、自民党もあの憲法草案、「しまったな。いろいろ問題が多いな」と思っている方は多いと思うのです。ただ、なかなかそれを正面から認めることは難しいということでそうなったのだと思います。
 ただ、憲法審査会ということになると、見ていると、自民党と公明党もややスタンスが違うというようなところもありますので、どうやって議論する環境を整えるかというのは、我々も考えていかなければなりませんが、与党の皆さんにもしっかり考えていただきたいと思います。

【読売新聞・上村記者】
 審査会は、今月中に再開することで一旦与野党で合意したが、また流れた状況だ。このご所見と、審査会で当面のテーマとしてどのようなものをお考えになるか伺いたい。

【代表代行】
 流れたのは、与党内のいろいろなそごとか、そういうこともあったようですので。環境が整えばしっかりと議論するというのが我が党の立場ですし、蓮舫代表も早い時期からそのことを言っています。その環境が整うのを待ちたいと思います。
 テーマですが、私としてはいろいろ議論したい中身はありますが、そこは幹事の武正公一さんがかなりご苦労されていますし、(党)憲法調査会長が枝野幸男さんですから、枝野さんも当然長く関わっておられるので、まずはそのお二人のところで事前のさばきをしていただくということではないかと思います。
 憲法審査会のいいところは、いろいろなことが自由に議論できるというところですので、その審査会の特徴を生かして、いろいろ活発な議論ができればいいのではないかと思います。

○「ダレノミクスプロジェクト」・東京五輪協議問題について

【テレビ朝日・延増記者】
 蓮舫代表が今日、見直しが検討されているオリンピックの会場を視察される。オリンピックの会場の問題について、細野代表代行はどのように民進党として関わっていきたいかということと、「ダレノミクスプロジェクト」、無駄遣い撲滅チームも始動したが、ここで何か代表代行がこれから考える基本政策などで反映させていく考えはあるのか伺いたい。

【代表代行】
 後段のところは、江田さんが非常に意欲的にやっておられますので、大いに期待しています。メンバーも政府に入った経験がある皆さんであるとか、官僚経験のある方とか、それぞれ腕に覚えのある人がたくさん入っていますから、具体的にいろいろなテーマがたぶん出てくるだろうと思います。
 オリンピックも当然その対象になり得ると思いますが、全体としての仕組みをどう改めていくかということも大事だけれども、今非常に問題だと思うのは、「行政改革」とか「無駄遣い(解消)」という言葉がほとんど聞かれなくなってしまって、政府全体で相当緩んでいる部分があるというのが問題だと思うのです。
 「一罰百戒」という言葉が適切かどうかわかりませんが、国民的に理解が得られない理不尽なものを、スポットで一つずつ掘り起こしていくことが全体の問題点を浮き彫りにすることにもつながると思いますので、そういう成果を期待したいと思います。
 オリンピック・パラリンピックの会場問題ですが、これは我々としてもしっかりとやらなければいかんと思います。政府の側はオリンピック・パラリンピックの担当大臣までつくっていますが、「それは東京都がやることだ」というような逃げを打っています。やはり日本で迎えるオリンピックであり、安倍総理があれだけ、プレゼンテーションも含めて、自分で取ってきたかのような、しかも(リオオリンピック)閉会式に行ってマリオブラザーズにまでなって、あれだけ自分の売り込みにお使いになったわけだから、こんな逃げは許されません。当然政府にそれを求めるのであれば、我々としてもしっかりと、どうあるべきか、さらには、おかしなことが行われていないかという、チェックはしていくべきじゃないかと思います。

○衆議院東京10区・福岡6区補欠選挙について

【共同通信・田窪記者】
 明後日・日曜日は衆議院の二つの補欠選挙の投票日だ。ここまで野党共闘での戦いが続いているが、補選に向けての意気込みと、来るべき衆議院選に向けて、この補選がどういった意味合いを持つとお考えか伺いたい。

【代表代行】
 私は、先週福岡に行ってきまして、昨日は東京10区に行ってきました。それぞれ候補者は本当によく頑張っていると思います。新井富美子さんも非常によくなりましたし、鈴木庸介さんも若さを前面に出して頑張っていました。お二人には頑張っていただいているし、陣営に入っていただいている皆さんにも大変ご努力をいただいていると思います。今日を入れてあと2日、投票日を含めると3日ですので、まずはしっかりとやり切るということだと思います。
 選挙に関しては、事情はそれぞれ、総選挙とも違うし、選挙区事情があります。
 まず福岡に関しては、自民党は公認候補はいないわけです。そういう意味では、自民党としては既に明確に不戦敗ということだと思います。個人として出ているお二人がどうなのか、さらには我が党の候補がどうかということになりますので。しかも弔い選挙というのは、なかなかこれはまた特殊な事情もありますので。そういう中での結果だと思いますので、やや一般化しにくい選挙区です。
 東京10区は、(自民党候補は)それこそ小池知事の肝いりで決まった候補です。小池知事は、自民党は応援していないわけですから、そういう意味では自民党が候補者を公認したというのはかなり無理筋ですよね。理屈を全部度外視して、経緯を度外視して、勝つには何がいいかということだけを考えてお決めになったということではないかと思います。ですからこっちも、仮に公認候補が勝ったとしても自民党の勝利とは私は受け止められないと思います。そこにどこまで我々がしっかりと食らいついて結果を出せるか。非常にいい候補ですので、何とか結果を出したいと思いますが、そういうふうに受け止めています。
 二つとも極めて特殊な事情を抱えた選挙区ですから、総選挙そのものに一般化することはちょっと無理があるのではないかと思います。

【東京新聞・我那覇記者】
 これまで安住さんが4党でやっていらっしゃるが、蓮舫代表が参加していないので、野党、特に共産党との間にすきま風があるという見方があるが、これについてどのように感じておられるか。

【代表代行】
 それぞれが会見していますから、あまりそれぞれがそういう問題について、独自の発信をしないほうがいいと思います。幹事長も非常にご苦労されていますし、安住代表代行がいろいろと関わっておられるので、その中でいろいろな判断をしていくことになると思います。

【朝日新聞・松井記者】
 今二つの補選とも厳しい状況ということで、蓮舫代表は「アリが象に向かう戦いだ」と。もし結果が出た時に、両方とも厳しい状況になった場合、蓮舫新代表にとって初の国政選挙でもあるわけだが、どのようにそれが蓮舫新代表の体制に影響を与えるとお考えか。

【代表代行】
 今最後の頑張りを見せているところですから、まずはそこまでしっかりやるということだと思います。
 蓮舫代表も最後まで選挙区に入るということも聞いています。我々としては、全力で最後までやるということだと思います。