神本美恵子副代表・男女共同参画推進本部長は23日、愛媛県松山市で開かれた党愛媛県連大会に出席した。愛媛県連では、2月の今治市議会議員選挙、4月の愛南町議会選挙で新人の女性議員が誕生するなど、女性の政治参加に積極的に取り組み成果を上げている。

 県連を代表してあいさつに立った渡部昭代表・松山市議会議員は、「地方議員を増やす運動の難しさを感じていた時に、わが党の門を叩き、推薦を受け、選挙に挑戦した2人の女性から学んだことは大きい」として、「愛媛県連は、「女性の参加でたくましい民主主義」をスローガンに、女性の政治参加を最重点施策として取り組む」と高らかに宣言した。また、10月に行われる予定の衆院愛媛3区補欠選挙について、「白石洋一さんの擁立を決定した。県連としても早急に選対本部を立ち上げ、この補選に取り組む」と力強く表明、「当選に向けて皆さまのご協力をお願いしたい」と要請した。

 続いてあいさつに立った神本副代表は、「党本部として次期統一選の女性候補倍増を目標に掲げているが、女性議員を増やした愛媛県連の取り組みは、その起爆剤になる」と期待を表した。そして「国会では、多くの当事者から成立が望まれている性犯罪を厳罰化する刑法改正案を審議せず、「共謀罪」法案の審議入りを強行してしまった。国会答弁も酷いが、閣僚の失言も相次いでいる。心にもないことは言葉に出ない。心にあるから口に出る」と安倍政権の姿勢を非難した上で、「3区補選では白石洋一さんの必勝を期し、党本部として最大限の支援をする。ともに頑張りましょう」と呼びかけた。

愛媛県連大会