民進党は31日、第61回常任幹事会を党本部で開いた。
大塚耕平代表は冒頭、この日まで衆参両院で3日間開かれた予算委員会の質疑に言及し、「予算委員会は今日から参院に移り、小川(参院)会長、浜野さん、森本さんと、大変いい質問をしていただいた。中でも森本さんが茂木大臣の線香・手帳の配布問題を取り上げて厳しく質問したが、大臣の答弁はとても納得できるものではない。『名前が書いてなければ許される』という主張が通るのかどうか、今後も予算委員会だけでなく各委員会で厳しく追及していただきたい」「与党がかなり緩んでいるということは、この衆参予算委員会の3日間でも明々白々なので、厳しく対応していきたい」と檄(げき)を飛ばした。
報告事項では、増子輝彦幹事長が2月4日投票の沖縄・名護市長選挙に立候補している稲嶺進(いなみね・すすむ)候補=県連推薦、長崎県議会大村市選挙区補欠選挙に立候補している牧山大和(まきやま・すすむ)候補=公認への応援を呼びかけた。足立信也政務調査会長は、連合の政策局部門との政策協議をスタートさせたことを報告した。福田昭夫衆院議員(平野博文国会対策委員長の代理)と那谷屋正義参院国対委員長は、衆参予算委員会で補正予算や本予算の審議をめぐる状況や今後の対応方針などを報告した。
報告・協議事項では、徳永エリ大会実行委員長が2月4日に開く「民進党2018年度定期大会」の次第と開催要項を報告し了承された。
協議事項では、前回の常任幹事会に引き続いて党大会提出文書について協議し、案文を承認した。