民進党は4月29日、千葉・幕張メッセでの「ニコニコ超会議2017」の特設ステージで、党公認ゆるキャラである“ミンシン”のお披露目会を実施した。

 同イベントは「祝!民進党ゆるキャラお披露目の儀」と題して、誕生してまもないミンシンのプロフィールを作成するために開催。ミンシン本人とその“付き人”である大西健介青年局長が登壇した。

 大西青年局長はミンシンの性格を、「優しいですよ。多くは語りませんが聞く耳を持っている。“声なき声”を拾う」と評した。特技については、ミンシン自ら大西議員を通じて“投げキッス”と発表。ミンシンはいったん背を向け、振り向いてから両手で“投げキッス”を決めた。

 ミンシンの出身地については、司会を務めたお笑いコンビ・地球が自らのコンビ名にかけて、「海をイメージさせるブルーだから、“地球”はどうでしょう」と提案した。これには大西青年局長も「地球なら、どこの(都道府県の)有権者のみなさんも大丈夫!」と一安心の様子。来場者の少年から「原っぱ」と提案されると、大西議員は「大人からは出ない発想。いいですね!」とコメントした。

 続いてのテーマは、趣味。大西青年局長は「民進党ブースで本日ラーメンを出しているから、“ラーメン食べ歩き”に!」と提案した。色が青いという理由で来場者から“水泳”も提案されたが、大西青年局長から「泳げないでしょ!」と突っ込みが入ったため却下。ほかに“レコード集め”という意見もあったが、最終的には大西議員の案が採用された。

 目の中に星マークがある理由としては、地球の2人の「“星に願いを”。星に願いを託し、星が目に反射している」という案を採用。ミンシンも快諾し、大西青年局長も「きれいですね!」と評した。最後に決めポーズを求められたミンシンは、「フレー、フレー、民進党!」の掛け声に合わせて応援団の型を披露し、会場を沸かせた。

 なお、同イベントには北海道夕張市のゆるキャラである“メロン熊”、千葉県佐倉市非公認マスコットである“さくら丸”も駆けつけた。イベント後半に2人はミンシンとの「旗揚げゲーム」「あっちむいてホイ」「ダンス対決」に臨んだが、“空気を読んだ”対応により、いずれもミンシンが勝利した。